久しぶりに、娘の試合をライブで、観る機会を得た。
といっても、強引に店を半休にしてしまったのだが、申し訳ない。
上の、二人の娘は、双子で、バスケット部に、所属している。
自分たちの代のはじまりの新人戦だ。
二人は、別々の高校なのだが、今回、めずらしいことに、
同じ体育館で、背中合わせのコートで、同時刻試合開始である。
いっぺんに、応援できるまたとないチャンスなわけだ。しかし、
応援する親としては、どちらかの席に座るわけにもいかないので、
ちょうど真ん中で、観戦することにした。
同時に、左右の試合を観るのは、大変だった。
まったく、こういうとき、双子は、煩わしい。
残念ながら、両方ともベスト8進出ならずだった。
惜しかったんだけどな。もう少し。
負けた原因は、それぞれわかっているはずだ。
次に向けて、また、練習が、続く。
この寒い中(暑い夏もです。)毎日、毎日
同じことを繰り返すような練習をし、
それでも、今回のように結果は、伴わない。
ましてや、優勝なんて、ほんの一握りの人たちだけ。
やれば、やったぶんだけ結果が、出るなんていうのは、
ダイエットくらいなもの。
そういう大人の社会みたいなリアルな場所で、
彼女たちは、日々、バスケを続けている。
勝者でもなく、敗者でもなく、
その、一生懸命な、ひたむきさに触れて、
火傷しそうになっているオヤジが、一人、
黙って自転車を組み立てる。